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確定申告しないとバレる?

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2017年1月6日

こんにちは、加藤丈博です。

本日のテーマは
「確定申告しないとバレる?」
でお送りいたします。
このバレるかバレないかには、
「源泉徴収の有無」が大きく関わってきます。
結論から言うと、

①源泉徴収をされている人の場合
→マイナンバー制度の導入に伴い、バレやすくなったと思われる。
②源泉徴収をされていない人の場合
→去年までとバレやすさは変わらないが、=安心という訳ではない。

といった感じです。
まず①源泉徴収されている人の場合からお話しします。
源泉徴収されている人の場合、
お店(源泉徴収義務者)にはある義務が課せられます。

それは、
“誰にいくら支払って、いくら源泉徴収しているか”を
“税務署に書面で報告する”
というものです。
これを「支払調書の提出」といいます。
“誰に”の情報については、
住所・氏名のほか、今年からマイナンバーが記載されることとなりました。
お店の人からマイナンバーの提出を求められたりしていませんか?
それはお店がこの支払調書に記載するためなのです。

もうお分かりですよね。
税務署は誰にいくらの収入があるか、簡単に掴めます。
それと同時に確定申告をしていないことも簡単に掴めるようになっていると思われます。
なぜなら確定申告書にもマイナンバーを記載しなければならないからです。

税務署が確定申告の申告漏れがないか調べようと思えば
マイナンバー同士で照会すれば一発なのではないでしょうか。
このようなシステムが出来上がっているかについて
税務署から公式に発表されているわけではありませんが、
それくらいのシステム、あっても全く不思議ではないですよね。
それに、おとといのブログでも書いたとおり、大半の人は
「源泉徴収を受けている人は確定申告すると所得税が返ってきます!」
確定申告のデメリット?についても触れておきます。

ひとつは住民税。
所得税の確定申告をすると、税務署から市区町村に申告データが送られるので
所得によっては住民税を納めてくださいと言われます。

でもこれ、確定申告しなかったら逃れられますかね?
市区町村だって、住民のマイナンバー情報は持っています。
去年よりも格段にバレやすく、逃れにくくなっているのではないでしょうか。
もう一つは扶養の関係。
収入が一定以上あるのに家族の扶養にカウントされている場合、
確定申告をする→所得があることを公表
→扶養にカウントしてはいけないことをバラしているようなものですね。

でもこれ、確定申告しなくてもバレるときはバレます。
家族を扶養にカウントする場合、今年から、
扶養者(親や夫)は扶養家族のマイナンバーを申告することになりました。
ええ、またマイナンバーです。
こちらも去年よりバレやすくなっていることでしょう。

これ、後々バレた場合、
扶養者(親や夫)が脱税したことになってしまいます。
勤め先でもとても恥ずかしいことになります。
でも身内バレしたくないんだけど……
そういう方、対策がないわけではありません。
至急ご相談ください!

 

次回の後編に続きます。
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