2017年1月10日
こんにちは、加藤丈博です。
本日のテーマは
「確定申告しないとバレる?~後編~」
でお送りいたします。
昨日のブログで、バレるかバレないかには
「源泉徴収の有無」が大きく関わっていること、
また①源泉徴収をされている人は要注意
といったことをお伝えしました。
今日の後編では
②源泉徴収をされていない人の場合
について書いていこうと思います。
源泉徴収されていない人=
お店に源泉徴収義務がない場合には、お店は
“誰にいくら支払って、いくら源泉徴収しているか”を
“税務署に書面で報告する”
といった「支払調書の提出」義務もありません。
そうなると、税務署はその人の稼ぎがいくらあるか
税務署自身で調べなければならないこととなります。
バレにくいことはバレにくいですが、
全くバレることがないという訳でもないようです。
例えば……
・知人や友人が税務署にタレこむ
→これでバレること、結構あるようです
・一人暮らしをしているのに何年も収入が申告されていない
→どうやって生活しているのか疑念を抱く
・お店に税務調査が入って、働いている人の情報を押さえられる
→芋づる式にバレてしまう
・預貯金の額が不自然に多くなっている
→そのお金がどこから生じたのか税務署が疑念を抱く
(税務署は預貯金の額を調べることがあります)
以前、海外サイトでチャットレディーをしていた方
(もちろん源泉徴収なんてされていません)
のところに税務調査が入り、過去数年分の確定申告をすることになった
といったご相談を受けたことがあります。
バレる時はバレる、そう考えておいたほうが良さそうですね……
ちなみに過去の年分に遡って確定申告をする場合、
・無申告加算税
・重加算税
・延滞税
などのペナルティ税がもれなくついてきます。
最悪の場合、「逮捕」されることすらあります。
バレた時のリスク、結構ありますよ。
最後に、
①源泉徴収されている人
②源泉徴収されていない人
に共通のことですが、
今、税務署からお尋ねや税務調査が来ていないからといって
=全くバレていない
とは限らないということを理解しておいてください。
・単に泳がせている
・何年分か溜まったところでドカンと税務調査に入る予定である
といったことも考えられます。
(税務署側も、一度にまとめて税金をとる方が楽ですからね)
今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫とは限りません。
簡単に考えて後で大ケガするのはあなた自身ですよ!
本日もここまで読んでいただきありがとうございます。
2回に分けてお送りしてきた
「確定申告しないとバレる?」
いかがだったでしょうか。
明日は少し毛色を変えて、
「確定申告することのメリット」
についてまとめていこうと思います。
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