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夜の仕事をしている人は確定申告が必要ってホント?

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2016年12月27日

こんにちは、加藤丈博です。

昨日予告したとおり、本日のテーマは
「夜の仕事をしている人は確定申告が必要ってホント?」
でお送りいたします。

最初に結論から言うと、
ほぼ全ての人は「確定申告が必要」です。

逆に確定申告をしなくてもよい一部の例外は、
「お店で年末調整をしている人」
だけになります。

そもそもこのブログでは
“ある程度、税金に対してちゃんと取り組んでいるお店”
を前提に話をしていますが、
それでも“ほぼ全員”「確定申告が必要」です!

でもご安心ください。
“ほぼ全員”のうち、風俗嬢以外の方のほとんどは

確定申告をすると税金が返ってきます!

これについては明日のテーマ、「確定申告をすると税金が返ってくる?」
で解説していきますのでそちらをご覧ください。

ここからは「確定申告が必要」なのはなぜなのか、掘り下げていきます。

そもそも日本に住んでいる人は、
“原則”確定申告をしなければならないと所得税法120条に定められています。
では一部の“例外”はというと、
①所得が少なく、計算の結果、所得税額が0円になる人
②収入がサラリーマンやアルバイトの給与のみの人で年末調整を受けている人
(→掛け持ちや副業の収入が20万円を超えていると確定申告が必要)
③公的年金の受給者で年金の年額が400万円以下、かつ源泉徴収をされている人
と、これだけしかありません。

“例外”に該当しない人は“全員”確定申告が必要ということになるわけです。

ここまで読んで疑問に思った方もいるでしょう。

「えっ、でも私、お店からのお給料しかもらってないし、掛け持ちもしてないよ?」

残念ながら、その「お給料」だと思っている収入は、
法律上は「お給料=給与所得」ではない場合が多いのです。
「業務委託報酬=個人事業主の収入」となっている場合が大半です。
詳しくはお店に聞いて頂くと分かりますが、
12月に入ってまだ「年末調整」の話がされていないなら
その「お給料」は「業務委託報酬」である可能性が高いです。

そうなると、先ほど書いた確定申告をしなくてよい①②③には該当しないので
確定申告が必要となるわけです。

本日もここまで読んでいただきありがとうございます。
また明日、「確定申告をすると税金が返ってくる?」
でお会いしましょう!

 

 

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